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公開日:2018.01.22
 

トイレに流せる製品のIWSFG規格第2原案が公開されました

2017年6月、下水道協会は、カナダ上下水道協会、スペイン上下水道協会、オーストラリア水協会とともに、「世界下水道トイレに流せる製品問題検討会議」(IWSFG)を設立しました。2018年1月現在、米国下水道事業者協会、ニュージーランド水協会も正会員として参加しています。
 
IWSFGは、下水道事業におけるトイレに流せる製品問題(管、ポンプ、スクリーンの閉塞、堆積物増加、労働災害など)を軽減するために、下水道管理者が受け入れ可能な製品の規格(試験方法と合否基準)を策定し、普及させることを目的にしています。
 
2017年7月、第1原案を公開し、意見募集したところ国内外から多数の意見が寄せられました。出された意見を踏まえ、第1原案を一部変更し、2018年1月18日に第2原案を公開しました(http://iwsfg.org/iwsfg-flushability-specification/)。第2原案に対し、3月1日を期限に再度、意見募集しています。主な変更は以下の通りです。
 
1.トイレに流せる製品の満たすべき基準(PAS1)
第2原案では、第1原案と同様プラスティック材料の使用を禁止していますが、再生セルロースについては「懸念を示す。」という表現に変更されました。第1原案では、再生セルロースについて、年限を区切って段階的に含有率を減少させ、最終的にゼロにする案でしたが、「再生セルロースの環境毒性について定説がない。」との意見を踏まえ、変更されました。
 
2.水解性試験(PAS3)
第1原案にあったフランスのトイレットペーパー試験の変法(旧PAS3A)とビーカ試験(旧PAS3B)は削除され、第2原案では、スロッシュボックス試験(PAS3)に一本化しています。スロッシュボックス試験は欧米の不織布協会(EDANA/INDA)が考案した方法です。スロッシュボックス試験(PAS3)の合否基準について、第1原案では、日本のトイレットペーパーの水解性試験(JISP4501)と同じレベルとなっていましたが、第2原案では米国のトイレットペーパーが合格するレベルとなっています。
 
今後、IWSFGは受け付た意見を再精査し本年4月目処に規格発行する予定です。
下水道協会は、規格発刊後の国内での取り扱いについて、会員及び関係者のご意見を伺いながら検討してまいります。
 

問合せ先

国際課
メール:kokusai@ngsk.or.jp
電話:
03-6206-0289

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