下水道は、毎日の生活や生産活動によって生じる汚水や雨水を速やかに排除して生活環境を改善するほか、公共用水域の水質保全を図るとともに、近年では、下 水処理水をはじめ下水汚泥や下水道施設の上・空間を有効活用するなど、循環型社会にも対応する施設としてなくてはならない社会資本の一つです。
しかしながら、下水道普及率は、平成22年度末で75.1%に達したものの、人口5万人未満の市町村においては未だ46.3%という状況(東日本大震災の影響により調査のできなかった岩手・宮城・福島を除いた数値)にあることから、 これら地域に対する早急な整備が求められています。一方、早期に下水道事業に着手した地域においては施設の老朽化に伴う改築・更新や下水を処理する過程で 発生する下水汚泥の減量化・再利用の促進、合流式下水道の改善等多くの課題を抱えています。
(公社)日本下水道協会では、下水道の役割や効果、その仕組みをはじめ、抱えている諸問題を多くの方々に知っていただき、広く各方面からご意見、ご要望等を 伺いながら下水道事業が円滑に執行されるよう情報等の提供に努めて参りますのでよろしくご支援くださいますようお願い申し上げます。