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日本の下水道発達史3 近代下水道〜戦前期の下水道
暗渠式(地下に埋設した)の近代下水道がはじめてつくられたのは、神戸や横浜にあった外国人居留地でした。居留地がつくられたところは海を埋め立ててつくられ、少しの雨でもぬかるみができるような場所でした。居留地に住んでいる外国人は貿易を生業とする人が多く、商品を浸水から守ることや住環境を少しでもよくしようと、当時、本国でつくられつつあった近代下水道を積極的に取り入れようとしました。そして、神戸外国人居留地では1868年(明治元年)にレンガ製の卵形下水道がつくられ、横浜外国人居留地でも1869年(明治2年)に陶管製下水道が規模が小さいながらもつくられました。
外国人居留地以外では、明治10年代に横浜や東京神田地区にレンガ製卵形下水道がつくられ、以後昭和戦前期までに下水道事業に着手した都市は約50都市でした。この時代の下水道は下水を処理せずにそのまま海や川などに放流するもので、下水処理場を備えた下水道を持っている都市は東京、名古屋、大阪などわずか7都市にすぎませんでした。
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