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下水汚泥のエネルギー利用の課題下水汚泥のエネルギー利用の課題

 

関係者に下水汚泥のエネルギー利用の課題を示し、それに対処するための下水汚泥エネルギー利用調査委員会が行った調査研究活動結果を示します。

 

1 嫌気性消化について

(1)課題
「嫌気性消化」に関しての課題は、大きく分けて下のとおり2つあります。

① 嫌気性消化を導入する下水処理場の増加
嫌気性消化槽を有する下水処理場数は、全国で300箇所程度しかなく、近年横ばい傾向で増加していません。 下水汚泥のエネルギー利用促進のためには、これを増加させる必要があります。
② 余剰ガス量の削減
嫌気性消化槽を有する下水処理場において、生成された消化ガスが有効利用されずに、余剰ガスとして焼却処分されている割合が、かなりあります。余剰ガスの有効利用量を増加させる必要があります。

(参考)平成22年度消化プロセス導入の可能性調査

平成22年度の下水汚泥エネルギー利用調査委員会の活動の一環として実施した「平成22年度消化プロセス導入の可能性調査」では、下水道統計のデータを解析し、嫌気性消化槽を有している処理場数の水量規模別整理や消化ガスの利用状況をを説明しています。

(2)下水汚泥エネルギー利用調査委員会の活動

消化プロセス導入にともなうメリット・デメリット
平成21年度の下水汚泥エネルギー利用調査委員会の活動の一環として、「消化プロセス導入にともなうメリット・デメリット」をまとめました。平成20年度に実施した、消化槽を有する下水処理場へのアンケート調査を参考にしています。
嫌気性消化プロセス導入支援ツール
平成20~23年度にかけて、下水汚泥エネルギー利用調査委員会では、「嫌気性消化プロセス導入支援ツール」の開発・改良を行いました。

 

2 固形燃料化について(工事中)

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