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下水道GX(グリーントランスフォーメーション)

 2050年の脱炭素社会(カーボンニュートラル)に向け、下水道分野においても2030 年度における温室効果ガス排出量を208 万t(2013 年比)削減する中期目標が掲げられており、脱炭素に向けた対応を加速する必要があります。
 そのためには、創エネルギー、省エネルギーの取組、再生エネルギーの利用拡大や下水道資源の有効利用等を進めることが重要であり、各地方公共団体の地球温暖化対策推進の支援や下水汚泥の肥料利用の拡大などが求められています。
 日本下水道協会では下水道GX促進調査専門委員会(委員長:東京大学工学系 研究科加藤特任准教授)を令和4年度に設置し、地方公共団体向けの脱炭素検討支援方策等の検討を実施しています。

GXの取組を進める上で、速やかな情報の提供が重要であることから、現時点で取りまとめた次の4点について公開します。

〇下水処理場のエネルギー消費量など、現状を「見える化」するためのツールを公開
〇地球温暖化対策計画や下水汚泥の肥料利用促進計画の実施に向け、検討内容を具体化するための項目を公開
〇省・創・再生エネルギー及び下水汚泥の肥料利用について取組の先進事例を公開
〇下水汚泥肥料の重金属含有量の調査結果を公開

 また、下水道におけるGXや脱炭素化などの取組について、関係省庁から発信される情報のリンク集を作成しました。
 今後も下水道事業のカーボンニュートラルに向けた取組の支援を進めていきます。 ■ 令和5年5月19日プレスリリース資料

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